きのこを探そう.com きのこの同定の難しさがページ立ち上げのきっかけです

きのこを探そう.com ポリシー 
HOME > サイト管理者コラム
きのこの同定の難しさがページ立ち上げのきっかけです
2008-10-07 更新
きのこを探そう.com を立ち上げたきっかけは、
山で見つけた食べられそうなキノコが何なのかを見極めようと、
キノコ書籍やインターネットを調べまわった経緯からでした。
調べれば調べるほど類似キノコが見つかり、
その類似キノコが食べられるキノコから毒のあるキノコまで様々でした。
世界には何万もの種類のキノコがあるといわれていますので、
当然と当然の結果なのかもしれませんが、
この経緯から得られたことはキノコ同定の難しさと情報量の多さです。

ふと思いました、きっと同じように悩んでいる人がたくさんいるのだろうと。。。

そこで、個人事業として行っているWEBデータベースを活かして、
きのこ同定のお手伝いが出来ないだろうかと考えました。

仕様として
キノコの特徴から、キノコの種類を絞り込み一覧で掲載できること。
詳細ページはキノコの特徴やのみならず書籍やネットに散らばっている情報を集約できること。
キノコ名称による外部リンクでの表示が可能であること。

これらの機能を満足させることにより、
書籍やネットを使っての同定には役立つものになると考えていますが、
実際に同定の精度を上げるためには、実際のキノコにたくさん触れることが大切です。
それぞれの地域には、きのこ会やきのこ観察会などの団体が多数存在していると思います。
鑑定会や観察会として、多くのメンバーがキノコ採取を行い、
専門家が同定するアクションを行っています。
ここで大事なことは、多くの種類のキノコが同時に集まってくることです。

書籍やネットでは学ぶことができない、

直接見ること、
かさや柄に触ること、
匂いを嗅ぐこと、
噛んで味を確かめること

が、観察会や鑑定会では可能です。

例えば、書籍やネットに柄の中空や中実という言葉が出てきます。
実際に触ってみると、スカスカの中空から、なんとなく中空、ガチガチの中実まで、
触って伝わってくる感覚はまちまちです。
しかも、柄の上下によっても、固さが違う場合もあります。
色合いも同様です。
書籍やネットの画像は、キノコを写した時の、光量や光度、補助光の色温度などにより、
違う色合いに見えることもあります。
実際のキノコを見ることにより、キノコ独自のニュアンスを感じ取って欲しいと思います。

キノコ2年目の私も、今年藻岩山きのこ観察会に入会させていただきました。
家族の保険料も含めて年会費 3,000円、
しかも入会金もかからないという手軽さから、とりあえず入会してみました。
これまで、数回の観察会に顔を出させていただきました。
数を重ねるうちに、
お蔭様でメンバーが集めてきたキノコを自分で見極めた種類と、
専門家が同定した種類と一致するケースが徐々に増えるようになりました。

ところでキノコの世界では、
キノコの種類を見極めることを判定とか鑑別とかではなく、同定と言うそうです。
ご存知でしたか?

キノコの世界は、本当に奥が深いものです。
奥が深いからこそ興味が尽きない世界でもあります。

札幌近郊にお住まい方で、
キノコや余暇の過ごし方に興味をお持ちの方に、
一緒にキノコの奥深い世界を見き行きません?

初めにお読みください
ページ掲載の書籍
画像リンクのページ
全国のきのこ会
管理者コラム
ご連絡フォーム
サイト管理者について
死亡例のあるきのこ
猛毒のきのこベスト3
間違いやすい中毒になるきのこベスト3
死亡事故が発生したきのこベスト3
致死的毒性を含むきのこ
死にたくなるほど怖いきのこ
毒のあるきのこ
食べられるきのこ
おいしいきのこ
特に注意するべききのこ

きのこ 観察 同定 コラム 類似 入会
きのこを探そう.comに戻る